イオンカード、延滞した後の利用再開はいつから?何日で復活?
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。
この記事の目次
イオンカードを延滞した際、気になるのが延滞料金を支払った後いつから利用再開できるのかという点。
料金を支払ったらすぐに復活するのか、それとも何日も掛かってしまうのか…。
どこのサイトを見てみても情報がバラバラだったため、今回は直接イオンカードに問い合わせてみました。
利用実績に問題がなければ「1週間ほど」で利用再開できる
イオンカードに問い合わせたところ、公式な回答としては「概ね1週間」とのこと。
気になるのは、「なぜ、概ね1週間ほどかかるのか?」 という点ですが、これはイオン側による「入金確認」と「自動審査」という2つのステップを経る必要があるからです。
入金確認とは?
言葉の通りですが、ユーザーから料金の支払いがあったかを確認する作業のことを言います。
具体的には、料金の支払いがあった場合には銀行やコンビニなどの収納機関からイオンに対し通知が届くようになっており、この通知が届いた時点で入金確認は完了となります。
自動審査とは?
カードの利用を再開させても良いか? を判断するコンピューターによる自動審査のことを言います。
入金確認後、すぐにカードは復活する訳ではなく、誰しも必ず自動審査を経るようになっているのですね。
要は過去の延滞履歴などをチェックし、利用実績に問題が無いかを確認される訳です。
入金確認後の自動審査で問題ありとなった場合は、3~6ヶ月ほど利用停止が継続される。
残念ながら、入金確認に行われる自動審査で“問題あり”との判断が出てしまった場合には、カードの利用をすぐに再開させることはできません。
個々人の利用実績によって異なりますが、概ね3ヶ月~6か月程度、利用停止が継続されることになります。
要は、過去に延滞などのトラブルを起こしている人は復活が遅くなり、トラブルを起こしていない人は復活までの日数が早くなるということですね。
復活させるにはどうすれば良いか? ですが、これはズバリ、返済実績を重ねることです。
つまり、3ヶ月~6か月の間、支払期日に遅れずきっちりと返済を行うことが必要となってきます。
よって、今回の延滞が初めてという方や2回目という方は、これ以上利用実績を悪くしないためにも、すぐに料金を支払うようにして下さい。
カードの利用再開の時期を早める方法
イオンカードの利用再開には、入金確認と自動審査という2つのステップを踏む必要があるというのは先ほど説明した通りです。
実はこの2つのうちの「入金確認」については、どういった支払い方法を選ぶかによって、再開までのスピードを少しだけ早めることが可能となっています。
気になるのは、どの方法が入金確認が早いか? ですが、結論は
「自動再引き落とし」と「銀行振込」です。
上記以外にも、「コンビニ払い(催促のハガキ)」にて支払うという方法がありますが、こちらは以下の2つの理由からお勧めすることが出来ません。
コンビニ払いがおすすめできない理由
- そもそもハガキが届くまでに数日を要する
- ハガキが届いてから支払うまでの期間は、延滞期間になってしまう
先ほど説明した通り、イオンカードはユーザーの利用実績をチェックし、そこで問題ありと判断した場合には、長期の利用停止を課してきます。
少しでも利用実績をマシな状態に保つためにもコンビニ払いは避け、自動再引き落としか銀行振込にて料金を支払うようにして下さい。
以下にて、自動再引き落とし・銀行振込、それぞれの「支払い手順」と「注意点」を説明しておくので、参考にしてください。
自動再引き落としでの支払い手順と注意点
支払い手順といっても特に複雑なことをする必要はありません。
再引き落としの対象日までに口座にお金を入れておけば、自動で料金が引き落とされるので大変楽な支払い方法となります。
ただし、いくつか注意点が存在しますので再引き落としの利用が初めてだという方は、一通り目を通すようにして下さい。
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自動再引き落としの対象者は?
引落口座としてイオン銀行の口座を指定している人(他の銀行を指定している人は対象外)
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再振替実施日は?
毎月3日~5日の平日のみ(土・日・祝は再引き落としが行われない。代替え日もなし)
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何時までに入金すれば間に合う?
23時59分までに入金しておけば当日中の引き落としとなる
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その他の注意点
1月の再引き落としは5日のみ実施(ただし5日が土・日・祝である場合は実施されない)
イオンカードの再引き落としは、引落し口座をイオン銀行に指定している場合に限り、毎月3日~5日の平日に実行されます。
よって、そもそもイオン銀行以外の銀行を指定している人については、再引き落としは行われないので、銀行振込で料金を支払うようにしましょう。
次に、再引き落としの対象となる人であっても土・日・祝については再引き落としが行われないので注意が必要です。
つまり、場合によっては3日間全てが再引き落としの対象外になることもあり得るということです。
そういった場合は、6日や7日が代替え日として設定されそうな気がしますが、残念ながらそのような措置は一切ありません。
つまり、3日~5日が全て土・日・祝である場合には、その月については再引き落としは一度も行われないことになるのですね。
3日~5日が全て土・日・祝だという場合は、次で説明する銀行振込で料金を支払うようにして下さい。
銀行振込での支払い手順と注意点
こちらも特に難しい手続きは必要ありません。
正確な振込金額と振込先(口座番号など)を調べ、あとは料金を振込むだけです。
なお、振込金額と振込先は、以下の2つの方法で調べることが出来ます。
振込金額と振込先の確認方法
- 暮らしのマネーサイトMyPage(https://www.aeon.co.jp/NetBranch/pathdivide.do)
- テレホンアンサー(スマホ専用)0120-223-212
「暮らしのマネーサイトMyPage」を使う場合は、メニューの「カードご利用確認」> 「お振り込み口座のご案内」から。
テレホンアンサーにて確認する場合は、カードを手元に準備した上で上記の番号に電話をかけるようにして下さい。
支払い後、1週間以上が経過しても利用枠が復活しない人へ
残念ながら、支払いから1週間以上が経過しているのに利用枠がいまだに復活していない場合は、短期の利用停止ではなく、3ヶ月~6ヶ月の長期利用停止を課せられている可能性があります。
要は、イオン側から危険な顧客であると判断されてしまったため、カードの利用に制限をかけられているということです。
もしすぐにでもカードを利用したい場合は、別のクレジットカードに申し込むようにしましょう。