お金がない人には共通点が5つ!金欠を抜け出す正しい対処法
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。
お金がない人の5つの共通点
金欠の原因は様々ですが、「お金がない」と困っている人には以下のような共通点があると言われています。
お金が無い人の共通点
- 物事に否定的
- 浪費家である
- 計画性がない
- 情報が不足している
- 継続性がない
共通点1.物事に否定的
お金がない人、とくに収入が増えない人には、物事に対して否定的であるケースがあります。
なぜなら、マイナスな発言・行動が目立つ人は、信頼を得ることが難しく重要な仕事を任せてもらったりというチャンスを掴みにくいからです。
そうなると、単純に職場でレベルアップする機会が人より少なくなり、給与アップのチャンスすら逃してしまうのです。
共通点2.浪費家である
お金の使い方には、以下の3つがあります。
お金の使い方
- 消費:生活に必要な費用
- 投資:お金を増やす使い方
- 浪費:無駄遣い
要するに、お金がない人は、無駄遣いをし過ぎているケースが多いということです。
共通点3.行動が衝動的で計画性がない
お金がなくなる、つまり足りなくなるということは、無計画な金遣いの証拠でもあります。
自分が使える金額を把握したうえで、赤字にならないよう計画的な支出をしている人は、お金がないことに困る可能性が低いと言えます。
共通点4.情報が不足している
情報不足は、あらゆるシーンで機会損失を招きます。
分かりやすい例が、何らかの商品を買うとき、他に同じ商品を安く売っている店があることを知らない人は、その差額分だけ損しているという見方ができます。
また、正しい情報を知らない人は、テレビやネットに溢れる誤情報に騙され、無駄な買い物をしてしまうケースも珍しくありません。
共通点5.長続きしない
貯金や節約をしてもすぐにやめてしまう。お金に関すること以外でも、何かを始めても長続きしない人は成果に結び付きにくい傾向があります。
仕事や勉強も成果が出にくく、収入に結び付かないうえにそれまでの時間がただの浪費に終わってしまうという結果を招きます。
お金が無くなってしまった時の対処法
お金を遠ざけてしまう心の問題を改善するには、時間がかかります。
給料日までの生活費が無くなってしまう状態が毎月継続している人はまず以下の対処法を実践していきましょう。
収入と支出の流れを把握する
まず、毎月の収入と支出を把握することからスタートしましょう。
毎月の手取り収入の合計と、その月の支出合計を計算してください。
さらに、手取り収入から支出合計を引いて、いくら残るかを計算し、自分の毎月のお金の使い方とまずは向き合うことが大切です。この収入と支出の流れの事をキャッシュフローと言います。
キャッシュフローから支出の中身を分析
キャッシュフローがわかったら、支出項目の中身を分析していきます。
支出項目は大きく変動費と固定費の2つに分けられます。変動費は食費など毎月金額が増減するもの。
固定費はスマホ代、家賃、奨学金の返済など毎月の支払い額が変わらない費用を意味します。
固定費の見直は節約に効果的
固定費の見直しは、毎月の支出を抑えるために特に効果的とされています。
なぜなら、一度減額されてしまえば、恒久的に支出を抑えられるからです。
通信費の見直し
スマホ代金や、インターネット回線費用などが該当します。スマホをauやsoftbank、ドコモといった3大キャリアから、Y!mobileやUQmobileのような「格安SIM」、「格安スマホ」に乗り換えることで、通信費が大きく削減できる可能性が高いです。
その他、インターネットで使用しているプロバイダーやWifiなどもセットで検討すると通信費の見直しの効果があるでしょう。
光熱費の見直し
電気代やガス代は東京電力や北海道電力、東京ガス、北海道ガス以外でも取り扱っています。
電気代やガス代も会社を切り替えたり、プランの見直しで安くしたりすることが可能です。
ちなみに、携帯電話の大手キャリアや、有名なガソリンスタンドでも電気代の見直しは商品として取り扱っているので、検討してみると良いでしょう。
保険の見直し
加入している生命保険や医療保険の見直しも固定費の見直しとしては効果が高いです。
その場合、必要以上の保障で割高になっている可能性があります。
たとえば、インターネットの保険等で安く済ませることができる内容は無いか?生命保険以外にも、自動車保険、火災保険もインターネット経由で見直しができないか検討しましょう。
交際費を抑える
必要最低限の食事は必要ですが、仕事帰りや土日に外食や飲み会の頻度を今一度検証してみましょう。
お付き合いは大変重要ですが、次の給料日まで生活費が続かない状態になっている場合は見直しが必要です。貯蓄ができるようになるまで頻度や、一次会のみで切り上げる、それでも生活費が不足するならお付き合いは一時的に無くしていった方が良いかもしれません。
クレジットカードを使わない
キャッシュレス決済の際の自動チャージや決済でのポイントなどお得で使い勝手の良いクレジットカード。
クレジットカードを利用することでお得な点はありますが、収支のコントロールができていない場合は利用を控えましょう。
クレジットカードは今月の支出が翌月請求されるため、収入を支出のタイミングがずれて、月ごとの収支が見えなくなってしまいます。
クレジットカードやクレジットカードから自動チャージされるようなキャッシュレスは使わず現金でチャージしたり、即時で引き落としになるデビットカードを利用したりしましょう。
一時的にお金がない時の解決法
お金が無くなる原因は分かって対処はしたものの、今現在生活費が不足している状態を解決るために即効性のある方法を考えます。
その後、効率的に時間をかけてお金を増やしていく方法もご紹介します。
即効性があるもの
まずは、比較的に即効性が高い解決法を紹介します。
即効性がある解決法1.不用品を売る
身の回りの不用品を販売することでお金に変えることができます。有名なところではメルカリや楽天市場などのオークションサイトなどインターネットサイトで販売する方法や、実際に店舗で持ち込む方法があります。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
サイト販売 | 意外な高値で売れることがある | いつ売れるかわからない |
店頭に持ち込む | すぐにお金が受取れる | 洋服等は二束三文になることも |
即効性がある解決法2.生活費の節約
生活費は変動費なので長期的な支出の見直し効果は低いです。しかし、とりあえず今月、来月だけどうにかすれば目処が立つようなケースでは効果があります。
単純ですが、食費を減らしたり、毎月の買い物を極限まで我慢したりすることです。長く続けるとストレスになってしまいますが、短期で即効性のある対処法にはなります。
また、固定費ですが即効性のある方法としては、生命保険や自動車保険などの保険料を猶予してくれる制度を利用しましょう。
保険料は口座引き落としにならなかったとしても、翌月に保険料を2カ月分支払えば保険が途切れてしまうことはありません。
ただし、必ず引き落としにならなかった場合は保険会社に確認と相談をしましょう。万が一保険料を払わずに、保険が失効してしまっていた場合はせっかく加入をしたのに保障が受けられなくなってしまいます。
保険会社に相談をして、猶予された期限までには必ず保険料を支払いましょう。
即効性がある解決法3.一時的にお金を借りる
利用方法さえ誤らなければ、カードローンは一時的にお金が無い時は即効性がある、最も有効な手段です。
カードローンは利息が高くて怖いというイメージですが、アコムは初回契約翌日から、プロミスは初回出金翌日から30日間の無利息期間があります。
カードローンは最も有効な手段ですが、固定費の見直しをして、収支と支出を見直しができている状態で利用するとより安全です。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
即効性がないがやっておいた方がいい対処法
収支を分析し、固定費を見直し、貯蓄ができるようになったら今度は前向きにお金を効率的に増やす努力をコツコツ継続していきましょう。
即効性はない対処法1.副業
昨今は、副業に寛容な会社も増えています。自分の体調や仕事に差し支えの無い範囲で副業も積極的に検討してみましょう。副業は資産性のあるものと無いものに分けられます。資産性のあるものとは、所有しているだけで毎月お金を生み出してくれるもの。代表的なものはアフィリエイトでブログを所有して、そこから安定的に収入が得られるので資産性のある副業と言えます。
資産性の無い副業は、パートやアルバイトなど働くことで初めて収入が得られる副業を指します。
種類 | 代表的なもの | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
資産性のある副業 | アフィリエイト | 不労所得 | 時間がかかる |
資産性のない副業 | パート・アルバイト | 確実な収入 | 働けないと無収入 |
即効性はない対処法2.投資
株式投資、投資信託、FXなどがあります。どの手法も短期売買で利益を上げる手法は、リスクが高いので、毎月一定額を積み立てて長期で運用する方法を意識して、着実に増やしていく方法を取り入れていきましょう。
お金がない時に絶対やってはいけないこと
どれだけお金に困っていても、手を出してはいけない方法というものがあります。
リスクが高いうえに、場合によってはお金を得ることすらできないので、金欠時に以下のような手段には目を向けないでください。
闇金融でお金を借りる
闇金融とは、違法業者のことです。
法外な利息で暴利をむさぼったり、威圧的な取り立てで精神を追い込んだりと、闇金被害を上げだすとキリがありません。
確かに、一時的に金欠を解決することはできるかもしれませんが、取り返しのつかないトラブルを招くリスクがあるので、決して手を出さないでください。
クレジットカードの現金化
クレジットカードで購入をさせて、現金をキャッシュバックする業者が存在します。具体的には50万円の貴金属をクレジットカードで購入させ、40万円をキャッシュバックするような方法です。
確かに、この方法なら一時的に現金が手に入ります。
しかし、クレジットカードの現金化は法的にも極めてグレーであり、カード会社が規約で禁じている違反行為です。
カード会社に現金化がバレてしまえば、強制解約となる可能性もあるので、決して手を出してはいけません。
まとめ
お金が無い人の共通点は心の問題が大きいです。自分を見つめ直し、日常の生活費も同時に見直しましょう。効果が出るまでには少し時間がかかるので、一時的にお金を調達する方法として「アコム」や「プロミス」などのカードローンを上手に利用していきましょう。
ここがポイント
- お金がない人の共通点は心の問題
- 毎月の収入と支出を見直すことが大切
- 一時的な現金の不足はカードローンを上手に利用
- 積極的に収入を増やす方法も並行して考える
- お金が無い時に一発逆転を夢見て悪質な業者の勧誘には関わらない