「SMBCモビット」WEB完結申し込みの特徴と利用の流れ!
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相続診断士
1986年熊本県生まれ。大学卒業後はアパレル会社や印刷会社などに勤務。その後、自身の相続での問題をきっかけに勉強を始め、相続診断士として独立。現在はセミナーの開催や、相続相談、相続についての執筆等を行っている。相続に関する問題を未然に防ぐことを目的とし、少しでも多くの方を笑顔相続に導くことができることを目標としている。
ファイナンシャルプランナー
2006年~2011年は東証1部上場のクレジットカード会社に在籍。クレジットカードの勧誘、コールセンター業務を担当。2011年に退職後、保証会社に入社。銀行代理業(ローン、預金口座開設受付等)に4年間に渡って従事。
この記事の目次
SMBCモビット「WEB完結」の特徴
SMBCグループが運営する「SMBCモビット」
カードローンを発行している会社は多くありますが、その中でもSMBCモビットの特徴は以下の3点です。
SMBCモビットの特徴
- 1.すべての手続きをWEB上でできる
- 2.職場への電話連絡がない
- 3.自宅への郵便物も一切なし
上記の特徴は他のカードローンにはない魅力的なサービスですので、1つずつ見ていきましょう。
特徴1 │ すべての手続きをWEB上でできる
多くのカードローンでは書類を郵送したり担当者から電話連絡があったりなど利用者にとって負担になる作業がありますが、SMBCモビットのWEB完結申し込みは全てインターネット上で完結することができます。
極端に言えば、終始自宅の椅子に座ったままお金が借りれるということです。
WEB完結申し込みを行うためには所定の書類を用意しておく必要がありますが、それは後ほど説明します。
特徴2 │ 勤務先に電話がかかってこない
カードローンの審査を受けたときにどこの会社でも必ず実施されるのが、勤務先への「在籍確認」です。
在籍確認は申し込んだ人が「本当に働いているのか」を確かめるために行われるもので、原則として担当者から職場に直接電話がかかってきます。
カードローン会社の担当者は個人名で電話をかけて来てくれるなどバレないように一定の対応をしてくれますが、職場へ個人宛に連絡が来る時点で怪しまれることは避けられないでしょう。
しかし、SMBCモビットは勤務先への電話連絡をおこわずに手続きができますので、誰にもバレることなく利用することができます。
在籍確認の電話に不安がある人でも、SMBCモビットWEB完結なら安心です。
特徴3 │ 自宅に郵便物が届かない
カードローン・キャッシングでは、契約書やカードなどの郵便物が自宅に届くことがあります。
しかし、SMBCモビットWEB完結なら契約書やカードといった郵便物は届きません。
家族に内緒でお金を借りたい方でも、SMBCモビットWEB完結なら申し込みしやすいです。
返済に遅れると郵便物が届くことがある
SMBCモビットへの返済に遅れたときに届くのが、催告状という郵便物です。
催告状は「mcセンター」名義で届きますが、家族に借金の返済に遅れている事実が知られる可能性があります。
ほかにも返済の遅れには遅延損害金が発生する、信用情報にキズがつくなどの悪影響が出るため注意が必要です。
口座振替で毎月返済していく場合は、口座の残高不足にも気をつけてください。
WEB完結申し込みの流れ
SMBCモビットでは「カード申し込み」「WEB完結申し込み」と2つのサービスを提供していますが、WEB完結の魅力は、WEBによる申し込みから借入まで1時間ほどで完結することができる点です。
- 1.WEBで申し込み
- 2.必要書類の提出
- 3.審査実施
- 4.WEBで契約手続き
- 5.借り入れ
この5つのステップをすべて合わせても1時間程度で済みますので、かなりスピーディーな対応といえます。
ではWEB完結への申し込みから借入までの流れを5つのステップに分けて解説します。
step1:WEBで申し込み
まずはSMBCモビット公式サイトにアクセスし、「WEB完結申し込みページ」へと進みます。
WEB完結申し込みページでは、本人情報や勤務先情報など様々な情報の入力が必要です。
ひとつひとつの必要事項に間違いがないように入力してください。
すべての入力が完了すると「同意事項を確認のうえ、すべてに同意して申込する」のボタンが表示されますので押してください。
入力完了後に簡易審査結果が画面に表示されますので確認しておきましょう。
step2:必要書類の提出
次にSMBCモビット所定の必要書類を提出します。
必要書類は写真やスキャナで画像化したものを提出可能です。
スマホの写真でも問題なく受け付けてくれるのでスムーズに提出できるかと思います。
必要書類は以下の3つです。
必要書類
- 本人確認書類(運転免許所、パスポートなど)
- 収入証明書
- 勤め先確認書類
必要書類に関しては本記事後半で詳しく解説いたします。
step3:審査実施
SMBCモビットでは簡易審査と本審査の2段階で審査しています。
簡易審査は入力完了後すぐに画面に表示されますが、本審査は結果出るまで最短30分の時間が必要です。
本審査が完了するとメールが届きますので、記載のURLより審査結果を確認してください。
申し込みする時間帯が遅すぎるときは、本審査の結果が翌営業日になることがあります。
SMBCモビットの審査回答時間は9時~21時までのため、急ぎで審査結果を知りたいときは、最悪でも20時までに申し込みを完了させましょう。
簡易審査に通過しても本審査に落ちてしまったときは、残念ながらこの時点でストップです。お金を借りることはできません。
SMBCモビットに落ちてしまった場合は別の大手や中小消費者金融に目を向けてみましょう。
step4:WEBで契約手続き
本審査に通過したらWEBで契約手続きを行います。
WEB完結なら契約書に記入し、郵送するといった手間はかかりません。
step5:借り入れ
契約完了後にメールが届いたら利用可能になります。
借入する前に届いたメールの内容をよく確認しておきましょう。
SMBCモビットWEB完結の借入方法
振込キャッシングによる借入
SMBCモビットWEB完結では借りたお金は指定した銀行口座へ振り込まれます。
24時間いつでも振込キャッシングの手続きができ振込手数料は無料です。
会員用WEBサービス「Myモビ」
画像引用:SMBCモビット公式サイト
パソコンで振込キャッシングの手続きを行いたいときに便利なのが「Myモビ」です。
「Myモビ」では振込キャッシングのほか、主に次のサービスを利用できます。
Myモビのサービス一覧
- スマホATM取引
- 限度額の増額申請
- 返済が遅れそうなときの支払い予定日登録
- 返済方法の変更
- 振替口座の変更
- 返済期日の変更
- 残高や利息など利用状況照会
- 住所や電話番号、勤務先など登録内容の変更
- ユーザーIDやパスワードの変更
- 契約額や金利など契約内容照会
- カード紛失・盗難時の連絡
- 取引履歴照会
- 電子領収書ダウンロード
- 必要書類の提出
- 提携ATMの一覧
SMBCモビット公式アプリ
画像引用:SMBCモビット公式サイト
スマホで振込キャッシングの手続きを行いたいときは「SMBCモビット公式アプリ」を利用すると良いでしょう。
「SMBCモビット公式アプリ」では、次の手順で振込キャッシングの手続きができます。
- アプリを起動
- 「振込キャッシング」ボタンをタップ
- はじめてのときは口座を登録
- 認証項目に入力して「認証」ボタンをタップ
- 希望の振込口座を選択
- 振込可能額を確認したら「確認」ボタンをタップ
- 希望の金額を入力して「確認」ボタンをタップ
- 振込予定額を確認したら「振込依頼」ボタンをタップ
- 手続き完了
「SMBCモビット公式アプリ」なら自宅はもちろんのこと、外出先でも振込キャッシングの手続きが可能です。
スマホATM取引による借入
SMBCモビットWEB完結では振込キャッシングのほか、スマホATM取引でも借入できます。
スマホATM取引とは、セブン銀行ATMよりスマホで取引するサービスのことです。
ATMでの入出金はカードを使うのが一般的ですが、スマホATM取引ではカードの代わりにスマホを使います。
SMBCモビットのスマホATM取引の営業時間は、平日・土日祝で0時10分~23時50分(月曜は7時から)です。
0時前後の20分間を除きほぼ24時間利用できるため、夜遅くや土日祝に借り入れが必要になっても安心です。
スマホATM取引を利用できるのはセブン銀行ATMに限られますが、全国に25,210台もあります。(2019年12月4日時点)
セブンイレブンやイトーヨーカドーなど、さまざまなお店や施設にセブン銀行ATMがあるため、幅広いエリアの方でスマホATM取引の利用が可能です。
スマホATM取引での借入手順
- アプリより「スマホATM取引」ボタンをタップ
- 「出金」ボタンをタップ
- 利用可能額を確認したら「認証画面」ボタンをタップ
- 認証項目に入力して「認証」ボタンをタップ
- セブン銀行ATMより「スマートフォン・出金・入金」ボタンをタップ
- QRコードが表示されたらスマホで読み取り
- アプリの企業番号をセブン銀行ATMより入力
- 画面の案内に従い借入手続き完了
スマホATM取引では1万円以下の取引で110円、1万円超で220円の手数料がかかります。
SMBCモビットWEB完結の返済方法
口座振替による返済
SMBCモビットWEB完結では、毎月の返済期日になると口座より自動引き落としされる口座振替で返済できます。
この方法を利用することで、ATMや店頭窓口へ出かけて返済するといった手間がかかりません。
口座振替の返済期日は「5日・15日・25日・末日」の中から都合にあわせて選ぶことができます。
スマホATM取引による返済
SMBCモビットWEB完結では口座振替のほか、スマホATM取引でも返済できます。
スマホATM取引での返済手順は次のとおりです。
- アプリより「スマホATM取引」ボタンをタップ
- 「入金」ボタンをタップ
- 入金可能額を確認したら「次へ」ボタンをタップ
- セブン銀行ATMより「スマートフォン・出金・入金」ボタンをタップ
- QRコードが表示されたらスマホで読み取り
- アプリの企業番号をセブン銀行ATMより入力
後は画面の案内に従えば返済手続き完了となります。
スマホATM取引はカードで入出金するより若干の手間がかかりますが、普段持ち歩いているスマートフォンで取引できるため便利な方法です。
SMBCモビットWEB完結の注意点
提出する必要書類の種類が多い
消費者金融カードローンの必要書類は、本人確認書類・収入証明書の2種類が一般的です。
50万円未満の利用限度額、他社借入とあわせて100万円未満の限度額の場合は収入証明書不要になります。
しかし、SMBCモビットWEB完結では次のように3種類の必要書類を提出しないといけません。
必要書類 | 提出できる書類の例 |
---|---|
本人確認書類 | ・運転免許証 ・パスポート ・健康保険所 いずれか1点 |
収入証明書 | ・源泉徴収票 ・税額通知書 ・所得証明書 ・確定申告書 ・給与明細書 いずれか1点 |
勤め先確認書類 | ・健康保険証 ・給与明細書 (収入証明書で給与明細書以外を提出した方は2つとも提出) |
SMBCモビットWEB完結では勤務先への在籍確認を電話ではなく、書類で行っています。
そのため、ほかの消費者金融カードローンと比べると提出する必要書類の種類が多いのが特徴です。
収入証明書と勤め先確認書類は限度額かかわらず提出しないといけません。
会社員でクルマを運転する方であれば、運転免許証・源泉徴収票・給与明細書の3点なら比較的準備しやすいでしょう。
消費者金融カードローンなら運転免許証のみで申し込みできると思っている方がSMBCモビットに申し込みをする際には注意してください。
振込キャッシングの入金時間が口座によって異なる
振込キャッシングの入金時間は、どの口座でも同じではありません。
土日でも最短3分で入金する口座もあれば、入金が翌営業日扱いとなる口座もあります。
SMBCモビットに申し込みをする際には、事前に利用している口座の入金時間を確認しておくことで、急に借り入れが必要になった場合にも対応することができます。
多くの銀行で土日の振込キャッシングに対応していますが、一部の銀行で翌営業日になります。
各銀行の入金時間は変更となる可能性があるため、最新の情報をSMBCモビット公式サイトや銀行への問い合わせなどで確認してください。
SMBCモビットの公式HPで、各金融機関の入金時間を確認することができますので、ぜひご確認ください。
口座振替で返済できる口座が限られる
SMBCモビットの口座振替に対応する口座は4つの銀行です。
口座振替の対応口座
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
上記以外の口座では、口座振替で返済できません。
上記の口座を持っていない方が口座振替を利用するには、本人名義での新規口座開設が必要です。
インターネットで口座開設できる銀行が多いですが、急ぎのときは間に合わない可能性があります。
注意点をきちんと確認し、計画的にSMBCモビットを利用しましょう。
WEB完結は内緒でキャッシングしたい人への配慮
SMBCモビットをはじめとする消費者金融カードローンでは、申し込みをWEB完結で行えは契約書類やカードが自宅に届くことなく利用することができます。また、WEB完結以外で申し込んだ場合でも、金融機関と分からない差出人名で書類が届き、カードをコンビニ等で受け取ることのできるサービスも行っているため、他の消費者金融カードローンと比べて内緒でキャッシングしやすいです。
SMBCモビットは無利息サービスがない
大手消費者金融の多くで提供されているサービスが、無利息サービスです。
初回契約なら一定期間分の利息が0円になり、お得に利用できるのが無利息サービスですが、SMBCモビットで同様のサービスは提供されていません。
「大手消費者金融のカードローンだから無利息のサービスがある」と思い込み、申し込んでしまわないよう注意が必要です。
SMBCモビットの基本情報
SMBCモビットの基本情報をアコム・プロミスと比較したものが下表になります。
金融機関 | SMBCモビット | アコム | プロミス※1 |
---|---|---|---|
実質年率 | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 4.5%~17.8% |
最高限度額 | 800万円 | 500万円 | 500万円 |
審査時間 | 最短30分 | 最短30分 | 最短3分※2 |
毎月の最小返済額 | 4000円 | 1000円 | 1000円 |
無利息サービス | なし | 30日間無利息サービス | 30日間無利息サービス |
手数料無料のATM | 三井住友銀行ATM | アコムATM | 三井住友銀行ATM プロミスATM |
※1プロミスの無利息期間サービスを利用するには、WEB明細の利用とメールアドレスの登録が必要です。
※2お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
SMBCモビットの金利は平均的
大手消費者金融カードローンの実質年率は3.0%~18.0%ほどが平均のため、SMBCモビットの金利は平均的な水準です。
カードローンの金利は最小金利~最大金利の範囲で審査によって設定されます。
信用力と返済能力によって設定されますが、新規契約時は最大金利が設定される場合が多いです。
そのため、金利を他社と比較するときは最大金利を用いてみましょう。
SMBCモビットの限度額は比較的高め
SMBCモビットの最高限度額は、他社と比較しても高水準です。信用力や返済能力が高い方は高い限度額の設定が期待できます。
しかし、取引実績のない新規契約時はまだ信用力が低めの状況です。
そのため、新規契約時は30万円~50万円ほどの限度額が設定されることが多くなっています。
SMBCモビットの審査時間は最短30分
SMBCモビットの審査は各社と同様の最短30分です。
SMBCモビットも含め、消費者金融カードローンではスピーディーな審査が受けられます。
SMBCモビットの最小返済額は比較的高め
SMBCモビットの最小返済額は比較的高めです。
しかし、早めに完済できるため利息の節約につながります。
SMBCモビットの手数料
SMBCモビットには自社ATMがなく他社銀行やコンビニなどの提携ATMを利用する形となります。
SMBCモビットを利用できる主なATMは下記の通りです。
利用可能なATM
- 三井住友銀行(SMBCモビットと同じグループ会社)
- 三菱UFJ銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネット
三井住友銀行ATMなら手数料無料ですが、ほかの提携ATMでは所定の手数料が発生することがあります。
他社においても、コンビニなどのATMを利用して借り入れをする際には、同様に手数料が発生しますので、SMBCモビットを検討する際に大きなデメリットとはならないでしょう。
まとめ
SMBCモビットは、WEB完結で周りにバレないこと、そしてスピーディな融資が特徴の商品です。
特に他のキャッシングサービスでは職場への電話連絡は避けられませんので、職場への連絡を絶対に避けたいといった方には最適な商品となっています。
SMBCモビットのWEB完結はスマホからスピーディーに借入可能
WEB完結はスマホからでも利用ができ、申し込みから1時間ほどでスピーディーに借入することができます。職場への電話連絡もなく、書類やカードが自宅に届くこともないので、内緒で借入できるという点においてもありがたいです。しかし、無利息サービスがなく、入金時間が口座によって異なるのでその点は注意しておきましょう。
三井住友銀行の口座がある場合はお勧めできます
もし既に三井住友銀行のキャッシュカードをお持ちであれば、新しいカードを発行することなく、既存のキャッシュカードにカードローンの機能を追加する形で、ローンの利用が可能になります。そのため、家族に内緒で借入したいという場合でも、怪しまれることなく、利用可能だと思います。また、申し込みをする際の入力情報も少なくて済むため、申込みから借入までの時間を通常よりも大幅に短縮可能です。尚、キャッシュカードを利用して、途中返済も可能ですので、余裕がある場合は、三井住友銀行、ローソン、イーネット、セブン銀行などのATMで途中返済をすれば、利息の負担も返済した分だけ少なくなります。
相続診断士|弥山 大生
実店舗に行かずともすべての手続きを完了できる
SMBCモビットをはじめとする大手消費者金融カードローンはインターネット上で全ての手続きを完了することができるため、忙しくて実店舗にいけない人やすぐに融資を受けたい人にとって便利です。簡易診断ですぐに融資可能かどうか知ることができることも利用しやすい理由の一つでしょう。必要書類も画像で提出でき、最短30分で融資を受けることができるので気軽に利用できます。